ぶっこみ娘の徒然日記


仏像彫刻家 黒柳奈未子

はじめまして、ぶっこみ娘です。

 

今日は、若き仏像彫刻家、黒柳奈未子さんとお話をさせて頂きました。
黒柳さんは東京藝術大学大学院美術研究科卒業した後、文学財保存学修復彫刻博士課程を修了しました。

在学中は、八大童子の矜羯羅童子像の修復像で、お仏壇のはせがわ賞を受賞しています。

私はたくさんの質問を持って、ドキドキしながら、黒柳さんの仕事場を訪ねました。

 

黒柳さんへの質問、第一問目。

「いつごろ、仏像に興味を持ちましたか?」

 

黒柳さんは幼いころ、ご家族で、よく奈良や京都のお寺に出かけましたが、

その頃はまだ、仏像に対して

 

「怖いイメージ」

 

しかありませんでした。

 

でも、大学院に入って、仏像の修復や制作に関わる中で、

畏敬される仏像もあれば、親しみを感じさせる仏像もあるということを知りました。

 

特に修復に携わったことで、

綿々と仏像を受け継ぐということの難しさや大変さを、

身をもって体感したそうです。

 

その中で、今まで守り続けた人々の祈りの重みを感じ、

次第に仏像の持っている力に引かれていきました。

 

黒柳さんが初めて作った仏像は、

八大童子の矜羯羅童子像です。

八大童子の矜羯羅童子像

「作ったというより、修復の方が正しいかな?」

と笑っていますが、

最初、作り始めた時は、すごく不安になったそうです。

 

研究室で一人、

黙々と彫ったり、

修復したりして、

いつもプレッシャーを感じて、

 

「『失敗できない!』と思っていた」

 

と言います。

 

でも研究室の皆さんが支えてくれて、

4ヵ月ぐらいで、でき上がりました。

 

「なぜ矜羯羅童子像を修復してみたかった?」

という質問には、

 

「元々矜羯羅童子像が好きだったから」

 

と即答。

 

キラキラ

でも、この話をしているとき、黒柳さんの目はキラキラしていて、本当に、矜羯羅童子像が好きなんだな~
と感じました。

 

あと、仏師の方にお会いしたら、絶対聞いてみたかった質問、

「仏像の目は最後で彫るって、本当?」

 

と聞いたところ、

 

作り方はいろいろあるんだとか?

 

「目の部分に水晶をはめこんで作られた仏像もありますし、

先に目がない状態になっていて水晶を加工して像の裏から嵌め込み、内側に瞳を描き、後ろから紙を当てるという玉眼を最後にする作り方もあります」

 

・・・なるほど・・・

 

 

ちなみに、黒柳さんは子供が大好き。

そこで、

 

「もし大学で文学財保存学修復彫刻を勉強してなかったら、

何をやっていましたか?」

 

という質問をしたところ、

 

「今は幼児園の先生になっていたかもしれない」

 

とおっしゃっていました。

 

写真

最後はツーショットまで撮らせていただきました。

本当にありがとうございました。

 

ぶっこみ娘

2012年3月26日

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